我が家は何でも運動の機会にする者ばかりが住んでいます。それは昨年80歳になった母も同じです。もう高齢なので母の2Fの寝室をそろそろ1Fにしては?と提案するものの、「階段が運動になるから」と強がり拒否されました。そんな母が心配になり、何かの方法で見守りできたらと思ったのですが、母がプライベート空間にしている2F寝室を見守ることなんて無理!。ということで、エコードットの呼びかけ機能を活かし、声のやりとりで見守りならぬ”聞き守り”をしてみました。
スマホではダメな理由
母はスマホを持っています。でも、使いこなせないんです。強がりを見せことがある反面、説明書を見ることさえ嫌がる人です。また、母の体質でしょうか、スマホをタッチしてもあまりに乾燥しているからか画面が反応しません。結局、スマホは触るのすらストレスになってしまいました。
echo showではダメな理由
両親の母屋のキッチンではecho show15が使えるようになっており、両親と私達息子夫婦家族やイギリスに住む娘夫妻家族とが呼びかけ機能で繋がってお互いの顔を見てリアルタイムな交流をしています。しかし、自分のプライベート空間は勿論別。見られたくない物もある空間では落ち着いて過ごすためにも姿や光景が見えてしまうため2Fの自室にはecho showのように自分の空間を見られてしまうものは嫌がるのです。
見せないecho(no)show、それがecho dot
階段で2階の寝室に上がるのが運動になるという母の主張で、1Fを寝室にしてはどうかという子供である私の提案は無になりました。しかし、昨年足腰を痛めた母がこのように4点杖を使いながら屋内を移動しながら手すりを頼りに2Fに上がることが心配にならないでいられるはずがありません。
echo showとecho dotが連携し場所を住み分けて見守り&聞き守り
相手が見えないけど、逆に言えばプライベート空間を見せずにアカウントを同じくする人と呼びかけ機能で交流ができます。特に高齢者に優しく声を活かし相手を呼び出せるので、もしもの時でも瞬時に連絡がとれますよね。1Fのキッチンで子供家族と繋がり見守るのはecho show15、2F寝室の母のプライベート空間で繋がり聞き守りするのはecho dotというふうにして使い分けをすることにし、勿論母の了解を得た上で設置することにしました。
2Fのリモコン家電操作をecho dot+ハブミニで?
たまたま2Fのテレビのリモコンの調子がおかしい、と母から訴えがあったので、この際音声でテレビを操作するのもいいかと思い母に提案し了解を得た上で、echo dotとテレビリモコンを連携するswitchbotのハブミニも同時購入しました。
音声操作にこだわるならハブミニがあれば、テレビに限らず赤外線リモコンがある家電ならecho dotに呼びかけるだけで操作できます。
しかし、今回はたまたま母が手慣れたリモコンで操作するほうが新たに音声操作の各スイッチ名を覚えるより操作しやすいと考えを覆したので、結局新たなリモコン購入することで対応しました。
音声操作に設定したからといってリモコンが効かなくなるわけではないので、両方使えるようにして試してから決めるのでもいいかと思います。
switchbotのハブミニとecho dotを開封するとこんな風に入っており、ハブミニはUSB電源コード付属でecho dotは写真右端にあるようなAC100Vの電源が付属しています。
聞き守りをするエコードット
エコードットの本体は100 mm x 100 mm x 89 mm 304gの小さなサイズで片手に軽く載る感じです。シンプルで無駄な付属品は一切付いていません。
同じアカウントのecho show8に呼びかけがあった時の画面表示:echo show8編
このように、自分と相手側のecho show8前の状態を伝えるリアルタイムの動画が見られます。
同じアカウントのecho show8に呼びかけがあった時の画面表示:echo dot編
一方、画面がないecho dotは当然このように映るものはなく、声のみがリアルタイムで伝わります。
まとめ
同じamazonのecho showと違い、echo dotは画面がない分呼びかけ機能で通信し合う際に自室の触れられたくないところを見られる心配がないので、プライバシーを守るために活用する、という意味ではecho showシリーズより分があります。我が家の母のように、階段を上るのも運動のうち、と自分の信念を曲げない人にも交流ということに焦点を当てて提案しプライバシーも守られることも協調しておけば受け入れてもらえる可能性が高いと思います
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