個が尊重されるのもいいことですが、個々が孤立化してはいけません。そんな人々が生きがいを共感できる場所がかつてはたくさん田舎の農地にありました。しかし、現在でもネットも活用して探せばそんな場所があります。私がネット情報を活用し実際に足を運んで面白い、と感じたことの一部ですが、お伝えいたします
生きがいを共感できる場を貸す側にとっても安心できる農地活用
・農業委員会の許可がおりれば、農作業に生きがいを見出し共感したい一般の方でも人に農地を借りれます。しかし、貸し手が売却時に離農料を請求されたり、農地を取られたり、借り手が分からなくなってしまうリスクを省くには行政を介すのが一番です。
市民農園(お楽しみ農園等名前は市により様々)
・農業を営むことが困難な農地を農業委員会が承認した上で、市役所が有償で市民の希望者に貸し出すシステムです。詳しくは最寄りの市役所にお問い合わせください。
棚田オーナー制度
・農業者と行政が連携し、1a程度の区画毎に3万円程の会費で田植え・稲刈り等をするオーナーを30組前後募集する仕組みです。”棚田NAVI”等を利用すると探せます。
田植え・稲刈り体験(ツアー)
・山間部の棚田等で苗を手植えしたり、あるいは稲刈りをしたりして収穫体験を楽しめます。昼食の提供やお米の格安販売等、特典がある場合もある場合が多いです。
その他収穫体験
・ワラビや茶・柿の収穫や草刈り等の募集もあります。しかし、随時募集が多く、行政・観光協会・農業法人等で、まめな情報収集を要します。
(滋賀県甲賀市甲賀流リアル忍者館です。甲賀市の総合観光インフォメーションセンター内にて 2023.4.30本人撮影)
農業体験テーマパークで生きがい共感体験
事例
三重県伊賀市に伊賀の里モクモク手づくりファーム等。
どんな施設?
・搾乳体験、アイスクリーム・ソーセージ創作体験、シイタケ収穫体験、苺収穫体験ができ、加えて、もみがら広場等子供も楽しめるイベントもあります。
特徴としては?
・棚田であっただろう山間部を再利用してるので、施設間を移動時にそれがかえってハイキングのような運動になり、清々しい気分で過ごせました。
(モクモク手づくりファーム内にて 2023.4.29本人撮影)
まとめ
公共機関あるいは公益性の高い団体が広報している信頼性の高い情報(掲示板やネット)を元に、実際にモクモク手づくりファーム等のテーマパークやスポットで開催されている農業イベントに参加し、生きがいを共感することに楽しさや意義を感じられた方は、公共機関が仲介するシステムを活用し、農地の”一部”を実際に利用するのも気軽でいいもんですよ。
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