高齢者の父は82歳、農閑期にギターを趣味にしてきました。しかし、目が悪くなり細かい動作ができなくなったので、ギターを辞めました。すると、今度は新聞で見た一五一会に興味を持ち、ボケ(認知症)ないためにやりたいと言い出しました。ギター含む道具を活かし手指巧緻性を高め、認知機能維持に取り組む父をお伝えします。
指先を動かし、脳に刺激
ある日の新聞の朝刊に御年77歳でギター職人として働いておられる小池健司さんが一五一会を弾く姿が載っていました。
この方に面識のある父は、新聞の姿に触発されたようで、一五一会を見に行きたい、と言い出しました。
「何か指先を使わないとボケる」そう言いながらがぜんやる気になっている父。でも実際、認知症予防の効果はあるのだろうか、と思い色々調べてみました。
すると、筑波大学で、手指運動の繰り返しで巧緻性を高めることで認知症予防に効果があったという研究結果がでているようでした。
#手指を使うことを繰り返すことで、#手指巧緻性 と#認知機能 が改善するらしいhttps://t.co/d0eUpIy9ol— アウトインドア派でいく (@nounoutoiki6) January 13, 2024
試しに見に行く
そして、父の望むままヤイリギターという世界でも有名なギター会社に向かいました。
初心者から老人に優しいヤイリギター
しかし、父がこの会社にいくのは実は初めてではなく、以前にクラシックギターをここで買いその後のメンテナンスでもちょこちょこ来たことがあったので、いわゆるなじみのお店です。
正面玄関を抜け、駐車場に車を停めるとすぐに建物が見えます。そこはヤイリギターの受付や実際にギターを試し弾きできる場所です。
早速中に入ると、まずお客様を迎えてくれるのは創業者の前社長の写真と代表するギターの数々です。
それから、受付の方に一五一会を試し弾きしたいと父が伝えると2F奥に案内されました。
一五一会に触れる
すると、若い男性店員がその試し弾きスペースに上がってこられました。そして、その方には解説いただきながら、一五一会で曲(ビギンの涙そうそう)を披露してもらいました。その音色は、素人の私(49歳)も演奏したい気持ちにさせてくれるものでした。
更に我々の横に座って一五一会を持ち、簡単な弾き方まで教えていただきました。そんなアットホームかつお客様を大切にする姿には好感を持ちました。
一五一会(ニライ)を予約
そして、この訪問の後、もう一度試し弾きの体験後に注文することを私と父で決意、父がデザインと音色で気に入った赤のニライを注文しました。
一五一会(ニライ)を購入
それから、待つこと約1カ月、ヤイリギターからできたとの連絡があったので、引き取りに行きました。
高齢者でも扱いやすい一五一会
持ち運びしやすい大きさ
すると、待つこと数分、きました、赤のニライ。コンパクトな外観です。
持ち運びしやすい収納グッズ
専用バッグも付いています。この本体のコンパクトさとバッグのおかげで持ち運びする時、小柄な父でも苦労しなさそうです。
フォーロー体制も安心
ピックガードも付いており、帰ってからでも付けれる簡単なものと聞きました。しかし、今回は付けてもらうようお願いしました。
手元が見やすいカラーも選べる
「白木は反射で見づらい」という緑内障の父の願いで赤のニライにしましたが、デザインを選べるのもいいですね。これにより父の手指巧緻性が鍛わることを願います。
一五一会の種類
奏生(かない)
音来(ニライ)
まとめ
一五一会は大きさ・デザイン・操作性、作り出す音色どれをとっても子供から高齢者まで扱いやすい楽器だと感じました。
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