私の父は風呂場で倒れたことがあるので、開閉センサーとecho showの連携で別棟の父を離れから見守っています。しかしながら、本来見守りは視覚か聴覚を活かして見守る側の家族がいてこそ成立します。そこで、父が再度風呂場で倒れることを予防するための情報の受け手:echo show8の位置はできるだけ家族全員で見守り可能な場所を選びました。
協調の場
二世帯住宅の内、我々現役世代側の離れのキッチンは家族が集まる、いわばecho show8で見守りするのに最適な場所です。更に、そこにあるキッチンカウンターは皆の視覚にも入りやすく見守るための場所として好都合です。当初は協調してじいちゃんを見守ろうと約束をして、気づいた人から聴き耳を立ててecho show8のアナウンスを気にしていました。
皆に有用な場所
元々はヤカンが幅を利かせていたキッチンカウンターですが、こういった経緯でecho show8を加え、家族全員が別棟の両親の見守りをする、という意味も兼ね備えた場所に変身し、様子がおかしい時の情報を共有する貴重な場所になりました。これにより、ヤカンが奥に追いやられた感はキッチンを取り仕切る妻にとり若干はあったかと思いますが、これといった衝突もなく過ごせていました。この時にはecho show8派とヤカン派で争いごとはなかったのです。

スペースの対立
しかし、ある時、ヤカン(嫁)とechoshow8(夫)のスペース対立が勃発しました。朝起きてechoshow8で天気予報を聞こうとAlexa(echo show8)に話しかけるも返事がないのです。おかしいなぁと思い表裏確認すると、なんと、echo show8の裏の電源コードにヤカンが乗っかっているではありませんか。

互いの利便性を尊重
これは由々しき事態です。すぐにヤカンをどけました。壊れてはいなかったものの、たまたまecho show8のwi-fiの繋がりも悪くなっていたので、これを改善するための、AP(中継器):TP-LINK製RE300までが鎮座することとなりました。そして、たまりにたまった互いのスペースに関する主張が夫婦の対立となったのです。
分断より協調のためのDIY
道具用意
まぁさほど言い合ったわけではないのですが、結局家族がストレスなく使えるのがいいだろうということで、スペースはそのままにしておきました。そして、ヤカンがIT機器に干渉しない工夫を私のいきがいとも言うべきDIYで行い、解決を目指すことにしました。

我が家には祖父(他界)から使い続けてきた道具箱があり、ここから道具を、拝借しました。

良い言い方で言えば、物を大切に使う(ケチとも言う)。そんな気質の我が家は木の切れ端も多くとってあり、この中から最適なものを見つけ出して活用することにしました。

ノコギリで切る
まず、設定した長さに切りました。

トンカチで固定
中心から釘止めをします。


トンカチでの固定が難しい箇所は無理に打ち付けしないのがコツ
木の年輪のふしで割れかかった場所は無理して打ち付けず、最低限の強度はつけた状態で完成させました。
引っかけ留め具を調達

次に100円ショップのダイソーで販売されているこの鴨居を使ったプラスチックの引っかけ留め具を調達し、



引っかけ留め具で固定
このように、ヤカンの先端がきてもecho show8に干渉しないようにできました。

やはり、座って画面が目線の高さにくる丁度いい位置です(床から約1060mmカウンターテーブル)
ネットで買える同等品です。違いは2つセット販売、上の嚙み込み部がギザギザである、というところです。それ意外、サイズは約17✖70✖43mmでほぼ同じ、嚙み込み寸法も40mmでほぼ同じです。
まとめ
キッチンカウンターの上のキッチンテーブルの中心にechoshow8を置き、できるだけそこから受ける異常を、家族全員が視覚・聴覚を活かして察知でき見守れるようにしました。
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