【山地で体を動かす】
登山・トレッキング等は山地を人々が身体を動かす場として活用している良い例です。たとえ以下写真のような山道を整備することでのびのびと身体を動かす場所となります。我が家の田んぼも山際にあるので、よい運動の場所になるよう行政の力も借りながら実践しました。
山地では活動量計を利用して運動を数値で把握するのも、大切なことです。そういった意味では、山地のような傾斜での歩行にも対応する、アコーズ J-style+ PRO 速歩トレーナー AM600Nはおすすめです。
ほどよく社会と繋がり、山の資源を利用するのは人間・自然双方に有意義なことです。
人口減少社会だからこそ、山林に何らかの利用価値を見出すことは大切です。
竹林も利用目的で間引いてやることで、その他の植物も育つ豊かな場所に変ります。
山から切り出す作業自体も、最近ではなかなか体験できない、新鮮な体験です。
世代間で教え教えられるのはいい機会です。
自然を生かした生活スタイルは、そのような体験をしてこなかった人にも刺激を与えます。
【農地で体を動かす】
健康のため農地を生かす
一方、地方では田んぼや畑の耕作・管理放棄による荒廃地が多くなっています。しかし、農地は健康のための、運動をするのに向いた場所ではないでしょうか。なぜなら自分の親も含め多くの老人がそこで継続的に体を動かせている、という事実があるからです。
農地の運動で生活習慣病の予防を目指す
※生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は、生活習慣病に含まれます。
農地の運動で5大成人病の予防を目指す
※5大成人病・5大生活習慣病:ガン、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患
適度な運動になるよう農作業に+α
こうした病気を予防するための運動は、日常の農作業時にやらない手はありません。
適度な運動とは?
厚生労働省の”健康づくりのための身体活動基準2013”によると、全年齢層で30分以上の運動を週2日以上行うことが適度とされているようです。ここで疑問が、果たして農業は適度な運動となるのでしょうか?
農業と相性のいい運動とは?
信州大学学術院医学系教授の能勢博先生は,インターバル速歩を提唱されていますが、これが誰でもやりやすく効果的な運動として注目されています。
農業と相性がいいと思われる運動の一例
インターバル速歩(ウェブサイト参照)と草刈り作業でどれだけカロリーを消費するのか、7/15の行動実測値です。データの前提情報:総消費カロリーは、安静時も含めた身体活動の消費カロリー。活動消費カロリーは、身体活動時の消費カロリー。※基礎代謝+活動消費カロリー=総消費カロリー pic.twitter.com/rUflQPgkcv
— アウトインドア派でいく (@nounoutoiki6) July 20, 2023
能勢博先生は、農業に関しては、草むしり等は静的な動作になりがちになるので、筋肉を動かし意識的に動き回った方が夏場の熱中症予防のためにもいい、とおっしゃっています。そのように農業が静的な動作を基本とするなら、インターバル速歩をはじめとする動き回れる運動を取り入れ、少しでも動的にしていく必要があります。
インターバル速歩で動き回る
まとめ
それなら、ということで私は休日に田んぼに続く山際の農道を、活用できる状態になっているかの確認も兼ね、異常発見時には行政にお願いしながらインターバル速歩で歩くようにしています。
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