筍掘りで筋肉に刺激

筍掘り 筋力を活かす
筋肉を使いますが、腰ばかりに負担が集中しがちになるので、筍掘りをされる方は、腰に負担がかからないようにご注意ください。

春の長雨の影響なのか、どんどん筍が伸びてます。この機会を活かさないわけにはいきません。さあ筍を掘るぞ!ただ山の斜面で鍬を使っての収穫は腰を使うので、各筋肉に適度に刺激を与え腰に負担を集中させないように実践しました。

このお話の前提として竹林は、竹同士が過密になってしまわないように、最低でも傘をさして通れるくらいの間隔を空けての間引きが必要です。

整然とした竹林の風景
こうして竹林の風景が維持されているのも、人間の並みならぬ努力があってのことです。

視力と足裏を活かす筍探知

まず、筍を発見するには、見て探すのと、地面を踏みしめながら探す2種類の方法があります。無くしたものを探すのは気がおっくうになりますが、収穫するために探すのは気分もワクワクします。

やったー!見つけました。この気分の高揚は何歳になっても変わりません。先端がこのように小鳥のくちばしのように小さく黄色くなっているのは、身も柔らかいです。

筍
筍が土から頭を出しています

身体の筋肉を総動員して掘る

次に、見つけたら、周りを鍬で掘り、赤いブツブツが見えた辺りで切り落とします。この時、傾斜の場合筍の位置は腰の高さから高すぎても低すぎてもだめです。

筍の周りに鍬を入れます
外堀を作るように穴で囲っていきます

腰に力を入れて鍬を振り下ろすと、地面の竹の根に鍬の先端が当たった瞬間に腰に振動が伝わってきます。そこで、腕と胸の筋肉のみに頼るのではなく背中の筋肉を使い振り下ろす感覚でやると、振動がそこまで伝わってきませんでした。

特に、雨の降った後は成長が早いので、昨日出てなくても今日出てる、なんてことはよくあります。

家族の助けを総動員

とはゆうものの、これだけの筍を自分一人で採ったわけではありません。老若男女探すのは一緒ですが、掘るのは大人がするにせよ交代してやらなくては腰への負担が増すばかりです。と、いたいた威勢のいいのがいました。

筍大量収穫
雨が降った後は、筍が特に多く収穫できます。今回は9本も収穫することができました。

やはり、大人ばかりの腰に無理をさせ過ぎてはいけないので、合間合間で低い位置の作業に対応できる小学6年生の息子に収穫を手伝ってもらいました。

収穫した筍を食べる

そして、収穫後は採れたての筍を味わうのも醍醐味ですね。

このような、筍が罪悪感一切なしのメニューに変身しました。こちらは、筍の味噌汁と刺身です。

筍の味噌汁と刺身
筍づくしのへルシー料理が数日続きます

新鮮な状態ならではの料理で、格別でした。

まとめ

筋肉を活かして収穫したものを数日中に食べれる筍掘りは楽しみながら持続的な山の管理ができる有意義な山の活用法です。それを腰のみに負担をかけるのではなく、各筋肉に刺激を与えるよう全身を動かし、家族も総動員することで、負担を分散し無理なく楽しい筍掘りができます。

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