スイッチボットのスマートロック&指紋認証パッドは、出かける際にはボタン一つでドアロックをかけられ、帰宅しても自分で暗証番号又は指紋認証でドアロックを解除できる優れもので、後付けで取り付けれる手軽さがあります。そして、我が家の大人も子供も農作業や習い事等せわしなく動く際にこのIoT製品を活用してきました。しかし、今回この指紋認証パッドの電池を交換する際に問題が発生したので、脳力を活かしてその問題解決を図り、再び電池交換の際に問題とならないよう、DIYで予防的メンテナンスを施しました。
防犯上の問題と購入経緯
購入のきっかけ
急いで出かける際、ドアの施錠は忘れがちになってしまうものです。案外泥棒はそうした無施錠を狙い、無施錠の家専門に窃盗に入る泥棒もいるとテレビで知りました。
購入要因1
我が家の離れには我々夫婦と小学生・中学生2人の子供が住んでおり、それぞれの帰宅がまちまちである中、彼らが無施錠で出入りするのには不安がありました。
購入要因2
2世帯住宅が隣接していて年老いた両親が住んでいて、その孫にあたる子供達とecho showで連絡を取り合って見守ってくれてはいるものの、さすがに無施錠だと離れを侵入経路にして母屋にも侵入しかねません。
購入要因3
また、農繁期には家を子供達だけにすることもあるので、防犯対策を色々検討した結果、スイッチボットのスマートロック&指紋認証パッドのセットを購入しました。

住人は開閉しやすく不法侵入者は侵入しにくく
年齢により開錠法の選択ができる
大人は下の緑色の箇所に記憶させた指紋を当てれば開錠します。しかし、子供は指紋が読み取られにくいということもあり、暗証番号で開錠しています。
パスワード盗み見防止機能がある
暗証番号をだましパスワードとパスワードを一緒に打ち込むことで開錠します。これにより、そのだましパスワードがたとえ他人に見られ、まね打ちしても侵入されることを防ぎます。
指紋認証パッド自体の盗難防止機能がある
この指紋認証パッド自体も盗まれにくいような仕組みになっています。
指紋認証パッド自体の盗難防止機能の問題
しかし、今回電池交換しようとした際、このパッド自体の盗難防止機能が問題発生で本体がドアから外せなくなってしまいました。さあ、こんな時どうするか。

問題箇所の構造
①穴に針を差し込む
指紋認証パッド本体とドア側に付いたプレートを外して説明すると、本体手前側面に穴が開いていて、これを針で押すと写真下の電池収納カバーの下の矢印の左右の金属ポッチの間にある黒い突起が凹みます。
②同時に本体を上に引っ張ると本体が取れる
この瞬間本体を上に引っ張ると、本体下部の左右の金属ポッチが上にズレてプレートの同形穴から抜け出し、本体の黒い突起とドアに取り付けられたプレートが分離する、という仕組みです(読んでいっていただければ下でも構造を説明しています)。

問題:ドアに付いたプレートから本体を外せない
しかし、今回、針穴に開錠用の針を指しこんだら左右の金属ポッチの間にある黒い突起が凹むはずが、凹まず、本体を外せず電池交換できませんでした。

問題解決法①:マニュアル通り”ねばって差し続ける”
両面テープ&ネジ止め固定の場合の解決法
ドア側にプレートが両面テープで固定してある場合でもネジ止めしてある場合でも(ネジ止めしてある方はむしろこの方法しかない)針を穴に差し続ける、あるいは説明書にある通り、穴に通る程の小型ドライバーで差し続けます。仮に、それでもダメなら穴内の様々な箇所を押す等してねばっていると、それまでカツッ!カツッ!と針が固いものに当たるだけだったのが、「グゥン」という手ごたえとともに奥に押し込んだ感覚になる時があります。その瞬間に本体を上方向に動かすと外れます。

問題解決法②:本体をドア側のプレートごと外す
両面テープで固定の場合の解決法
上記の方法でもビクともしなかった場合の両面テープ固定に限定した対処法は以下の通りです。
人の力を活かしてドライバーで外す
そんな時は、いくらIoT機器と言えど、マンパワーです。要するにマイナスドライバーで、ドア面に両面テープで貼り付けてあるプレートごと下側から外していきます。
力の加減
この時、ドアを傷つけるのは避けたいので、マイナスドライバーの刃先はプレート側(ドアの外側)に力が向かうように動かしていきます。本体はドライバーで両面テープを下から剥がしながら剥がした箇所から手前に引っ張っていきます。
力の加減を間違えると壊れます
私の場合、最初上側を持ち引っ張ったので、本体上側のツメが割れてしまいました。これを避けるには、繰り返しですがドライバーで両面テープを下からはがし、その箇所から本体を手前に引っ張って外していく必要があります。

電池交換
ドアに付いたプレートから本体から外れたので、早速電池を交換することにしました。

次に電池ボックスですが、一番下の矢印▽のところから平たいものを差し込んで持ち上げれば外れます。

次回のための予防的メンテナンス:指紋認証パッドの盗難防止機能の改善1
本体の黒い突起がプレートから外れやすくする
ヤスリをこうして柄を上にして持ち、万力で固定されたプレートに以下のことをします。

ひたすらプレートを削って、厚みを薄くします。すると、上面が偏って削れてきます。

そこで、次は反対にひっくり返して、削っていきます。

大体こうしてプレートと並べた時ツラを合わせて平行になるくらいまで削ります。

穴に差す針と本体の黒い突起が連動するようにする
今回、穴に針を入れても外れなかったのは、この黒い突起が何らかの理由で中で固着して凹まなかったことが原因と考えられます。そこで、この突起を何度も押し、針も何回も差し、連動して動くようになるまで動作確認しました。

次回のための予防的メンテナンス:指紋認証パッドの盗難防止機能の改善2
針以外の盗難防止機能解除方法を作る(黒い突起を直接押せるようにする)
黒い突起への下からのアプローチを作る
まず、下にある段差を取り去るため、段差の右に糸鋸で切れ込みを入れます。

段さの左にも切れ込みを入れる。

更に、段差につけた左右の切れ込みの間にもいくつか切れ込みを入れる。

この段差に付けた切れ込みは内側の高さと同じにします。

段差の左右の切れこみの間に彫刻刀で更に切れ込みを作ります。

再度反対からも切れ込みを入れます。すると、切れ込みがボロボロととれていきます。

丁寧に仕上げして削っていくとこうなります。こうすると、本体下から黒い突起へのアプローチが可能になります。

耳かきを鍵にする
冗談じゃないんです😊。たまたま適度な幅の耳かき(幅が4㎜)がありまして、これを鍵にします。当然、幅3~4㎜のものであれば大丈夫です。

こんな感じで、直接黒の突起を押して解除し、本体を外します。しかし、実際にやってみると下からは力が入れにくく、かつ黒い突起の位置が見えないので手探りになってしまうという不都合がありました。

黒い突起への2つ目(右から)のアプローチを作る
そこで、外の段差に右からのアプローチを作ることにしました。下からのアプローチを作ったのと同様に糸鋸で切れ込みを入れて作っていきました。

こんな感じで段差に右から(裏から見てるので反対方向になってます)のアプローチを作り、黒い突起位置を右から確認しながら下からの鍵(耳かき)でこれを押すこともできますし、耳かきで直接解除もできます。

破損したツメを取り付けます
取れたツメを、ゴリラスーパーグルージェルで取り付けます。

本体側にゴリラスーパーグルージェルを塗って、ピンセットで取り付けしました。

これだけでは不安なので、エーモン配線止め金具をツメの上から固定するために用意しました。

止め金具と指紋認証パッドの間を埋める役割で、両面テープを用意しました。

少しアンバランスですが、見えない箇所なので良しとします。

プレートを再び取り付け
ドアの全く同じ場所に指紋認証パッド本体を固定するプレートを両面テープで取り付けました。

修理と予防的メンテナンスを施した指紋認証パッドをドア側のプレートに取り付けるところです。

なんとかこんな感じで問題解決できました。

まとめ
スイッチボットのスマートロック&指紋認証パッドの内、パッドは電池交換で外す際に、下の針穴に針を入れて上に持ち上げても、内部で固着しているのか、外れない時があります。そんなことを見すえて、予防的メンテナンスとして別に外せる方法を作っておくと、いざ外れなくなった時に戸惑いません。
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