高齢者の入浴事故防止のためにその高齢者のプライバシーと安全性を折衷したところ、家族で入浴見守りができるSwitchBotの開閉センサーを活用するという結論に達しました。家族が補完し合いながら察知するようにすれば、異常に気づく可能性もより高まると考えたからです。家族が協力し合う仕組みにするため注意した点を中心にご説明いたします。
導入経緯
誰でも入浴を見守られたい人なんていない。しかし、私の父は見守りが必要な人です。 2021年の11月、農作業で無理しすぎた体を癒そうと入ったお風呂で長湯して倒れてしまったのです。その際、家族で介護保険を利用した昼間の入浴も検討しましたが、母が強くこれを固辞しました。そうなってしまったら、そう言った母に責任がかかってしまうのですがそんな事態には何とかしてやるしかありません。
見守りの負担の分散化の必要性
仕方なく思い至ったのが、お風呂場の扉のswitchbot開閉センサーの設置でした。というのも訪問入浴させるのを固辞した母が、「自分が最後に入浴するようにして、長湯に気づくようにするから」と言っていたものの、年老いた妻(母)だけにその責任を押し付けるのはかなり無理を強いてしまうことになるため、責任の分散化を図る必要があったからです。
家族みんなで見守り
家族で見守るといっても気づく可能性は広げておかないと意味がありません。そこで、気づく可能性を広げ、”家族みんなで見守ることができる”という効果をこのswitchbot開閉センサーでの見守りの機能に託してみました。そこで、重要な役割となるのが、switchbotとecho show8(alexa)との連携です。その設定法は以下の通りです。
①家族が集う場所にスマートスピーカーを置く。
簡単なようで結構重要です。リビング等にあっても、実際に家族の”みんな”が集う場所に置き、何かいつもと違う異常に気づく可能性を広げなくてはいけません。それが我が家の場合はダイニングルームでした。また、集う機会が多くてもたまたま人が少人数しかいないケースも考えられるので、あえて普段聞かないような曲で場合によっては趣味ではなく自分に不人気な曲にしておいた方が目立っていいです。

②気づけるインパクトのある選曲をする(30分童謡を流す)。
聞きやすい曲は、聞き流してしまいます。30分間父の入浴を意識するため、昭和初期生まれの父を意識できる( ゚Д゚)!?”童謡”を採用しました。退屈した子供まで「今じいちゃん出たよ、アレクサで遊んでいいよね」と、意識してくれます😅。
③聞き逃してもすぐに再確認する方法
「お風呂から出ました」のアナウンスが聞こえなかった、もしくは聞き取れなかった時は、家族内で確認し、誰も聞こえていなかったらスマホでバックアップ再確認することにしています。以下はその手順です。
手順1
まず、スマホのalexaアプリを開き、右下の”その他”をクリック

手順2
次に、左の”定型アクション”をクリック

手順3
次に右上の”アクティビティ”をクリック

手順4
次の画面で赤下線の部分のように、お風呂から出たのか、出たのなら何時に出たのかを確認できます(ちなみにお風呂に入った時間もその下に表示されるので、確認できます。

ちなみにこの機能はalexaアプリの入ったネットに繋がった状態のスマホがあれば、どこでもバックアップ確認できるものですが、入浴する高齢者の入浴時間を予め把握し意識しておくことが必要です。私の父は夏は夜8時頃に入浴し、10分過ぎくらいに出るので、例えば自宅から40km離れた妻の実家に帰省している際でも、父の入浴時間帯を意識しておくことでスマホをチェックし、ちゃんとお風呂から出たのかをチェックできています。しかし、お風呂から出ていないことも考えられるので、より近くからかけつけれる親族に一声かけてから出かけるようにすると、更に安全を担保できるようになるかと思います。
まとめ
IoTを察知精度を向上した状態で活用し、その定型アクションに落とし込めるよう、見守られる側の父の行動パターンをよく観察しました。また、異常を察知する側の家族も彼らが気付きやすい場所や通知法がIoTに落とし込めるようその行動パターンを観察することで、かなりの確率で入浴の入るタイミングと出るタイミングが見守る側の家族で共有できるようになりました。
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