我が家は今年、新車のステップワゴンスパーダを購入しました。ステップワゴンと言えば、大衆車でありファミリーミニバンのイメージがありましたが、これが今は高い!物価高騰のあおりを受けて本年2024年も値上げで、安くても必要装備を組み込むと4百〇十万の世界になってしまいます、でも買いたい。こんなご時世、少しでも安く買うために大切なのは、人の力を活かす、すなわち車販売店に効果的に足を運び、予算金額内で車を買えるようにできるコツがあります。そのコツをいくつかご紹介します。
一店舗目に足を運ぶ:最も近い販売店
本当にその車でいいのでしょうか?大きさ、機能は展示車やカタログ、ディーラー営業の話、どれもイメージできるものかと思いますが、実際自分はどうしてそのサイズ・仕様の車がベストなのかを実車を、見て触り更には動かして検証する必要があるので試乗体験しました。
息子のいきがいのスイミングに通う自転車は、彼に持久力を与えてくれます。それをサポートする車の話を、真剣にディーラーさんとしてきました。 pic.twitter.com/pwokI1yUL4
— アウトインドア派でいく (@nounoutoiki6) June 2, 2024
最初から本命の店に無理な価格交渉は厳禁です。かといって、しつこいセールス電話
は勘弁してほしいかと思うので、聞きたいことはしっかり聞き、後は比較的ドライな対応でいいかと思います。
購入検討の際の一店舗目は自宅から近いのでメンテナンスを考えたらここがいいですが、価格交渉はせず、試乗してからカタログだけもらって帰りました。
一店舗目での交渉に終始していては、恐らく大きな値引きは期待できません。めんどくさがらず他店にも足を運び、比較検討、あるいは値引きに必要な情報収集をしましょう
二店舗目に足を運ぶ:一店舗目とは別会社の販売店(隣の県)
一店舗目で試乗はしたので、まずは電話で、息子の水泳クラブの迎え時に積載する自転車を載せるのを試せるか聞きました。すると、試乗車がないため、展示車の床に覆いをしてなら大丈夫、とのことでした。そこで、早速自転車を軽トラに積んでうかがいました。
何かを載せることが目的でそれが可能か不安なら実際に載せて試すのが一番です。軽トラをお持ちでない場合でも、例えば近くなら営業販売員に試乗コースの目的地を自宅にして、実際載せれる機会をつくれるよう交渉してみてください(新車検討の場合、断られないと思います)
既に車内に覆いを用意をしてくれてた様子でした
機能を触ることをためらうな!
それでも、おとなしい見方ではダメ。一店舗目で聞き逃したことは販売営業に聞き、動き回って機能を触り、分からないことはなしにしましょう。※失敗談に理由があります。
勿論、中古をお考えの方でもエンジンくらいはかけさせてもらえます(拒否する店はやめた方がいい)から自分が納得する機能かは、見て触って聞いて確認するべきです。
そして、見積書は必ずもらいましょう。
二店舗目で「いくらくらいになります?」と、ここで値引きを考慮した見積書をもらいましょう。条件による金額の違いもここでしっかりと確認しておく必要があります
しかし、残念ながら予算額に大きな差があったので、ここでの購入は断念しました。
触れて確認することは重要
今まで私用したことのない機能は事前の確認.設定が重要です。それをしなかったことによる失敗談です。
失敗談:バックドア破損までの経緯
予防ができたことだけに残念でした。
①初めての場所(海水浴の宿)で、自動バックドアを全開設定の状態で現地到着
②海の景色や新車ステップワゴンスパーダに見とれてると、
③息子が後ろに走っていったかと思ったら、ガンッ!!
④後ろがコンクリートの壁だと意識がいかなかった息子が自動で開けてバックドアを破損させました
⑤自分が予め販売店に半開き設定のやり方を聞いたり調べて設定の実践をしておくべきだったことは言うまでもありません。
ネットを活用
店舗間の競合関係をネットで知れ!
ネットを見ると、身近な販売店(ディーラー)の会社がどこに属しているのか分かります。上で回った二店舗は同じメーカー名が社名に入っていますが、HP(グループ内店舗に記載有)で調べて別会社と分かりました。別会社なら比較検討を消費者側から遠慮なくできます。
値引き相場を知るためにネットを使え!
新車がいくら値引きできたかを記載しているサイトもありますので、チェックします。
ネットで車を探せ!
実は、今回新車を購入するにあたって、これがかなりの値下げに繋がりました。それを以下に記します。
値引きの経緯
①展示車について電話で問合せ
展示車をネットで販売している新車販売店(ディーラー)を一店舗目と二店舗目とは別の県で見つけ、まずは展示車がまだ販売しているかの問い合わせをしました。
②ネットにある展示車が予算価格に合ってると電話で伝える
すると、この段階で事務の方から営業販売員に電話が代わりました。
③電話口の営業販売員が、新車のキャンペーン価格でおススメしてくれる
ここで、改めて自分の行った2店舗目の他県の販売店では予算に合った新車価格の提示を受けなかったので、ネットで探し予算に合ったのがおたくの展示車だった旨を伝える
すると、電話口の営業販売員が「この展示車の条件で新車も近いキャンペーン価格でご提示できますよ」と言ってくれました。
③少し待って、と伝える
正直、この段階では、二店舗目の値引いてくれた価格、更にはネットで調べた相場より安い金額の提示を受けたので、旅行気分で契約のため足を運び決めようかと半分気持ちが揺らぎましたが、ぐっとこらえました。
④ダメもとで一店舗目の試乗で担当してくれた営業販売員に連絡
前回試乗を担当した営業販売員に、別店が試乗した車の新車をキャンペーン価格〇〇円でどうかと言ってくれてるが、試乗させていただいた手前、一言お声がけをしようと思い連絡しました。その価格可能ですか?キャンペーン価格の回答は明日までに先方に連絡しないといけないので、失礼ですが今日・明日での回答可能ですか?と電話で連絡をする。
ここで、覚悟が必要です。隣の県の三店舗目は遠いですが、私の中では電車で半日かけて2度足を運ぶ必要がある状況でも、良い条件を出してくれた三店舗目で決め足を運んでも構わないと思い、電車でのアクセスも事前に確認し、腹を決めました。この覚悟が一店舗目との交渉で活きます。
結果:一店舗目で三店舗目が出してくれた好条件の価格で購入に至る
電話の翌日の朝一番に一店舗目に行き、交渉をスタートしました。三店舗目でネットに表示されていた展示車価格(後に新車価格に変更)を事前にプリントアウトし、電話で決まった新車条件は全て赤ペンで書き込み、中古車買取店の現行車の買取価格見積書も持参しました(店舗名は黒塗り)。
営業販売員は、+αで金額のかかるメンテナンスオプションを提示しましたが、拒否するとその金額での販売に了承していただけました。
当初の提示価格より42万2千円の値引き(税込.旧車売却考慮無)に成功し、日頃の家族の節約努力に報いれた瞬間です。
家族で、お得な日用品をできるだけ安い店へ、自転車で買いに行けば、身体も脳も活性化するという副産物を得られます。同様に車を買う時でもアンテナを張って、足を運ぶ労力を惜しまないことが、思わぬお得な買い物に繋がることもあるんだと実感しました。
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