脳を活かして2日要する稲刈りを1日で済ます

人の力を活かして効率的な稲刈り 脳力を活かす
マンパワーで2日かかっていた稲刈りを一日で済ませました。そのポイントをいお伝えします。

稲作を始めて以来2枚(計3反:30a:3000㎡)の田んぼの稲刈りをするのに2日はかかっていました。しかし、今年は農力.筋力.脳力等、人の力を活かして1日で終えれるようチャレンジしてみました。

農力を活かす

親は無償の愛で赤ちゃんを育てます。同じく育てる魅力(農力)に惹かれ米育てをしました。

草刈かっちゃんで刈り取り後の田んぼ
稲を育てる魅力(農力)が、私を田んぼでの草刈りに向かわせます

そのため、こうした定期的な除草ができる自信を背景に、稲刈りの際の負担軽減に資するこんな植え方もしました。

苗を植えた直後の田んぼ
水面に小さく写る苗が、かよわい感じがします。草より早く育て!

それでも”農力”で気持ちが満ち足りない時は、自分の筋力を活かし筋肉を育てることで気持ちの原動力としました。

筋力を活かす

今年も草刈かっちゃんで定期的に筋トレ草刈りをしました。

そのおかげで仕上として早朝に、スキッジャーで筋トレ草取りをするだけで済みます。

稲刈り当日の朝の田んぼの様子
圃場内に目立つ草はありませんでした。そのため、除草作業に時間がとられ稲刈りが遅れることもありませんでした。

これにより、コンバインの草の巻き込みによる故障等で時間が割かれることはありませんでした。

身体を動かし果実(作物・筋肉)を得られると、更に成功したいと脳が要求し、次の成功のために人体・物・環境・ITあらゆるものを活かし努力します。

脳力を活かす

①事前整備

予防的見地で農業機械をメンテナンスしながら観察しました

予防的なメンテナンス
定期的な予防的なメンテナンスをする。すると、トラブルが減るとChatGPTから学びました。

昨年Chat GPTで学んだ予防的メンテナンスの考えを元に予め整備しておいたので、大きなトラブルでなくできました。

突起付ベルト
予防的メンテナンスの見地から昨年突起付ベルト等を交換しました。これにより、今年は順調に刈取りを進めれました

ただ、上記部分のカバーが外れクローラーで踏んで傷がついたので、これは後日修理しました。

コンバインの突起付ベルトカバーの破損
後日エポキシパテで修理するだけで済みました

②アクセスしやすい給水ポイントをもうける

適時タイムロスせず、給水できるよう2枚の田の中心に飲料を用意しました。

マンティスバッグに入った水筒
電気柵の雨よけ棚上部にあるポールにマンティスバッグを引っかけ、その中の水筒で立ったまま給水します。

③手間が減らせる作業順序を考える

乾いたんぼを後にして、クローラーに泥が付きにくくし、掃除の負担を減らしました。

乾いた田んぼを後から稲刈り
泥がクローラーに付く量を少なくし、掃除の手間を省くためです。

※クローラー:移動のための車輪を覆うキャタピラーのこと

④適時、機械のつまりチェック

藁切断カッターを、フレコンに米を搬出する際にチェック。詰まったら(今後整備を視野)、アルミの棒で取り除きます。

稲わらカッターの稲刈り中の手入れ
切れ味が悪い上、それを買う余裕もないので苦肉の策として、定期的に刃を見て稲わらを取り除きます。

⑤現場での片付け時間は少なくて済むよう道具を活用

一輪車活用

まとめて運ぶのに一輪車は適しており、軽油をコンバインに給油する際には、下に置いて支えとなり腰の負担を和らげます。

一輪車
一輪車は工具や燃料ポリタンク等を、まとめて効率的に片付けるのに使います

段ボール活用1

まとまりにくい藁等は段ボール上にまとめて2人で運びます。

段ボールの活用
稲わら等バラけやすいものをまとめて片付けるのに活用します。

段ボール活用2

加えて、段ボールはまとめて片付ける時だけでなく、食事の際レジャーシート代わりとしても使えます。

共助で行う稲刈りのため休憩スペースの確保も大切です
段ボールと木製の椅子を用意するだけで立派な休憩スペースとなります。

⑥簡易に掃除

充電式ブロワーでコンバインを簡易に掃除

コンバイン外部と内部の大きなゴミを充電式のブロアーで圃場で落としきりました。

コンバインの内部外部を簡易に掃除
くず米や藁は充電式ブロワーで圃場内に落としきります

充電式ブロワーでフレコンを簡易に掃除

悲しいことに、昨年まで使用のフレコンは、内部に残ったくず米を狙ったネズミに穴を空けられてしまいました。

そのため、予防として念入りにフレコン内のくず米を充電式ブロワーで圃場で落としきりました。

フレコンの簡易の掃除
中にあったくず米目的でネズミにフレコンに穴を空けられたので、そうならないよう充電式ブロワーでくず米を圃場で落としきります。

結果

ついに、この日がきました。昨年まで2日はかかっていた稲刈りを初めて1日で済ませることができました。

1日で2枚の稲刈りを完了させれた田んぼ
2日でしか稲刈りを終えることができなかった田んぼを今年初めて1日で終わらせることができました。

翌日は雨で、稲刈りができる状況ではなかったので、1日で終えられホッとしました。

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