片手で持ち歩ける草刈かっちゃん

刃先を閉じてストッパーをかけた状態のドウカン草刈かっちゃん 農力を活かす
刃先を閉じたままのドウカン草刈かっちゃん、もう片方の手にアルミの柄の鍬を持てば、左右のバランスもとれてインターバル速歩も問題なくできます。

農作業に出かけ、草刈りをしてと少し耕そうと思ったら、目の前が圃場でない限り草刈機と鍬を載せて車(軽トラ)で出かけるのが一般的かと思います。しかし、圃場への行きすがらインターバル速歩等の運動をして足の筋肉を鍛え、更に手に草刈かっちゃんを持ち圃場の作業で活かすことで、適度な負荷を腕に与えて鍛えることができます。その実践記録をお伝えします。

草刈機はエンジン式も電気式も前提は車に載せての持ち運び

こういったエンジン式や電気式の草刈機は当然ですけど重いです。自宅の倉庫から運び出し、アルミブリッジを使って軽トラに載せ、圃場に運ぶ、圃場に着いたら再びアルミブリッジを軽トラに引っかけ草刈機を下ろす。こんな一律の作業が前提なので、その他、給油・電気の充電等の準備にとられる時間も考えるとなかなか尻込みしちゃいます。

エンジン式草刈機と電気式草刈機

エンジンや電気式草刈機は金銭的に負担がかかり身体的なメリットなし

しかも、年々上がり続ける草刈機と車(軽トラ)の燃料代もバカになりません。特に自走式草刈機は刈れる範囲が広く、スピードが速い一方で燃費が悪く、3反の田んぼ周りを草刈りするのに満タンの燃料で臨んでも足りません。電気式草刈機も自走式エンジン草刈機もメリットは”草刈り場で”早く作業ができることぐらいです。

ガソリンスタンドの軽油代のレシート

人の力を活かす草刈かっちゃんは金銭的負担はなく身体的メリットはあり

そんな時、やはり便りになるのは自分自身の身体です。身体をフルに使っての作業はたくさんのご飯を食べなきゃやってられないですが、作業にかかるコストという視点で考えるなら、人の力なら金銭的にはゼロです。しかも、草刈かっちゃんでの草刈りで、ここ数年で腕や肩を鍛えることができましたので、ジム代いらないです(笑)。

草刈かっちゃんで上半身が鍛わりました。
人の力を活かせるところは活かしておかないと、損することは数知れません。

歩きながら片手持ちも苦にならず持てる軽さ

完全人力式の草刈機:草刈かっちゃんはなんと重さ1.2㎏!なんて軽いんだ!いつも田んぼにインターバル速歩で草刈りに出かける際は、草刈かっちゃんを持った手を大きく前後に振って、約3分(377歩・約300m)の道のりを向かいます。しかし、これが全然負担感がないんです。腕に適度なダンベルで負荷をかけながら歩いているようなもんです。

歩きながら+アルミ製鍬で両手持ちになっても苦にならず持てる軽さ

草刈りに加え土を耕したい時はもう一方の手でアルミ製の軽い柄の鍬を持ち、こちらも大きくふりながら向かいます。しかし、それでも特に負担感は気になりません。両手に適度な負荷を与えながら前後に動かすことで、これまた筋トレで両腕と両足を鍛えながら進めます。

いつも愛用している柄がアルミの鍬です
片手にこの鍬、もう片方にドウカン草刈かっちゃんでも負担感はそんなにありません。適度な筋トレ並みです。

軽さ:カバンと比較

どれだけの負担が腕にかかるのか比較してみました。その対象物はというと、最近大変重く感じる通勤用の鞄です。鞄は仕事で、草刈かっちゃんはプライベートで持ち慣れてる物同士ですが、持ち続けている時間で言えば断然草刈かっちゃんの方が長い印象です。さてどうでしょうか?

通勤カバン
通勤カバンを持って歩くのと、ドウカン草刈かっちゃんを持ち歩くのではどちらが負担が大きいでしょうか、試してみました。

まず、通勤カバンです。いつも重いなぁ、と思いながら体を下げている手とは反対に傾けて持ち歩いています。腕を振るなんてとんでもないです。早速体重計で重さを測りました。

4.3㎏です。どうりで重かったわけです。うーん、カバンの中の無駄な資料も整理しなきゃなぁ

荷物を入れた状態の通勤カバン
4.3㎏もあります。そんなに重さがあるとは毎日持ち歩いてるのに気づかず、感覚が麻痺していました。

軽さ:鍬と比較

そして、次にアルミ製の柄の鍬はというと、0.9㎏の軽い鍬です。圃場に持っていきやすい軽さなのでいつも愛用していますが、1㎏なかったとは驚きです。しかし、これなら高齢者でも片手で軽々持てますから父が買った理由が分かります。

鍬の重さ
アルミの柄です。そのため、随分軽いです。

そして、最後に草刈かっちゃんは、というとその形状と重さのバランスの影響でうまく測れませんでした。仕方がないので、ここはメーカー公称データを信じることとして、1.2㎏ととらえます。加えて、これに先ほどの鍬の重さを足すと、(草刈かっちゃんと鍬の合計)¥2.1㎏です。なんと先ほどの通勤カバンが4.3㎏なので、その差2.2㎏も草刈かっちゃんと鍬の合計の方が軽いんです。どうりで、持ったままで腕が振れてインターバル速歩ができるわけです。

通勤カバンより軽い草刈かっちゃん
持ち運びは勿論、草刈りも3時間やりっぱなしでも疲れ知らずなくらいの軽い素材で草刈かっちゃんはできています。

まとめ

草刈りで人の力を活かす草刈かっちゃんを使えば、金銭的負担がほとんどない上に、上半身が鍛わります。そして、1.2㎏と超軽い草刈かっちゃんはもう一方の手に0.9㎏の鍬を持って圃場に向かえば両腕、更にこれを持って圃場へ速歩等で行くことで無理なく下半身を鍛えることもできます。

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