竈門炭治郎の竈はクドとも読み、私の亡き祖父は煮炊きに使う竈を作る職人かつ農民でした。また、祖父は仕事で使うコンクリートを、家屋のメンテナンスに利用し、持ち前の手指の巧緻性を活かし治していました。それから時代は変わり、祖父から受け継いでいる田んぼでは、用水路が破損し若干の水が流れ込んでいるのを発見しました。そこで、祖父の形見の竈職人用のコテとコンクリートを用いて手指の巧緻性を活かし、田んぼの予防的メンテナンスをすることにしました。
道具を用意
現場へ
田んぼには上記に加え、鍬と石、プラスチックの皿を持っていきました。
問題箇所を改めて確認1
漏水した用水路の横は水で浸食された畔になっており、下の方には大きな穴が2つ空いています。
持ってきた石2つでそれぞれの穴を塞ぎます。
削れた畔に持ってきた鍬で土を盛ります
問題箇所を改めて確認2
さて、次は水が漏れ始めた箇所を、来年の稲作に向けて予防的にメンテナンスをしておきます。
前回見た時より隙間が開いて見えます。
水を貯めるコーナーは特に異常ありません。
さあ、では次はメンテナンス作業ですが、隙間が広過ぎるので隙間のサイズに合った石を予めはめ込んでおきます。
水中コンクリートにペットボトルの水を入れてからこねて適度な粘性を持ち始めたら隙間を埋めていきます。
うん、端が多少ざらざらになった辺りが一番つけやすい粘性をもった状態です。
水中セメントはある程度水が覆った箇所の修繕にも使えます。
この時、コテを使おうと思いましたが、思いのほか水っぽい状態なので、予備で持参したプラスチック手袋で手指の巧緻性を活かし塗りたくりました。
それでも、垂れ落ちるので水は少なめかなぁ、と思えるくらいがちょうどいいのかもしれません。
コンクリートがある程度落ち着いたのでかたずけを始めることにします。
最後のチェックで削れを補修した畔もチェックします
来年の稲作が成功することを願い本年の田んぼの予防的メンテナンス終了です。
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