wi-fiを屋内活用
コロナ禍で2世帯住宅内で感染者がでた場合に、世代間でecho show8を利用し相互を見守るために、wi-fiを建築面積110坪の1階、2階全てで繋げました。
wi-fiを屋外活用
広げた自宅wi-fiの範囲を二世帯住宅だけじゃなく、近所の離れた田んぼへ広げ、家族の見守りに活かせるか試してみました。
屋外用AP:EAP225-Outdoorで試す
まず、wi-fiルーター:TP-LINK製AX73からLanケーブルで玄関先に、屋外用のAP:TP-LINK製EAP225-Outdoorを引っ張り出してこれたので、どこまで届くか試しました。
wi-fiはコンクリート建造物に弱い
そこで、我が家から上記絵①の右下に広がる畑の方向にどこまでwi-fiが届くのか試したところ、残念ながら高低差のあるコンクリートの坂までの70mまでで、それ以上は中継器を使っても届きませんでした。
wi-fiは屋外の木造建物間は弱い(通らない)
次に家と家の間の縦長のスペースで試すと、我が家からその先にわずかに見れる田んぼの方向(上図②)にはwi-fiは届きませんでした。
自宅からwi-fiが160m遠方に届いた条件
条件1:高い位置からwi-fiを飛ばす
しかし、我が家の2階(上記絵の③)から160m離れた田んぼに試すと、wi-fiが届きました。
条件2:建物の横に広めのガラス窓ならwi-fiは通る
かつては田んぼが見えていた2Fの前に、お隣さんの2階建ての建物が建ち、ちょうどその視線上に幅約160㎝の窓が設置されたので、ガラスを通してwi-fiが通過しているのではないかと考えられます。
条件3:予めwi-fiの合法性・安全性を確保する必要がある
ちなみに屋外でのwi-fiのSSID:5ghz使用は違法なので、2.4ghzのみしか使えません。また、他人に使われないよう、パスワードの暗号化は必須です。
屋外の160m遠方で使えるwi-fiの能力
上図でいう③の160mの位置で通信速度測定アプリSPEEDTEST(by IPVANISH)を使用した結果は以下の通りでした。
結果
1回目:ダウンロード5.04アップロード6.60 、2回目:ダウンロード5.57アップロード5.99
屋外160m先のwi-fi能力は他のIT機器の使用も可能
そして、160m先の田んぼのリン酸鉄リチウムバッテリーにATOM CAM2ネットワークカメラを接続し、自宅のecho showからその景色を見ることができました。
↓実験使用中継器(AP)機種:TP-LINK製EAP225-OUTDOOR↓
屋外専用のAPになります
wi-fiの限界位置にチャレンジ
また、自宅から200mの山際の位置は丁度、自宅から正面の家の窓を通して直線上の位置となり、ここでもwi-fiは繋がりました。
自宅からwi-fiが200m遠方に届く条件
AP(アクセスポイント)の位置
垂直方向
この時の自宅2階にあるAPの位置は1Fの地面から6m程の位置です。
水平方向
更に、APのお隣さんの2階窓からの距離は16m程です。
APの汎用品:RE605Xを使用
そして、AP:RE605Xを母屋2階の位置にセットし、田んぼ側の200mの山際の位置から測定しました。
屋外の200m遠方で使えるwi-fiの能力の実証
その結果、最初の絵④の位置で通信速度測定アプリSPEEDTEST(by IPVANISH)を使用したら、以下の通りでした。
結果
ダウンロード4.13アップロード6.30
屋外200m先のwi-fi能力は動画以外のwebなら使用できる
さすがに200mではネットワークカメラも使用できず、動画もギリギリ見える程度でした。なんとかalexaは繋がりましたが、家族の見守りには物足りないです。
屋外200m先のwi-fi能力は道の駅の無料wi-fiと同等レベル
色々試したところ、道の駅にあるフリーwi-fiと同等能力くらいで、WEB程度なら見れます。
普段の自宅wi-fi200m離れた屋外での活用状況
これは、自宅から200mの田んぼでAgrionアプリを使っているところです。
↓実験使用中継器(AP)機種:TP-LINK製RE605X↓
使えるAPです😊!
まとめ:屋外で自宅wi-fiを見守りに使えるのは160mまで
①なんとか屋外の200m先まで届き、簡単なWEB検索やアプリは使えました。
②また、160m離れた場所までなら条件次第で動画も見れ、見守りに使えます。
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