家族で育んだ価値を新車購入に活かす買い替え方

車の買い替え 脳力を活かす
右が売る車:アイシス、左が買った車:ステップワゴンスパーダ

妻の出産当初に、赤ちゃんとその道具を乗せやすいトヨタアイシスを中古で購入しました。それから年月が経ち成長した子供、そして高齢になった親が乗りやすいステップワゴンに買い替えることにしました。これまで家族の思い出と共に育んだ旧車の価値を、新車購入で活かしました。

家族で車の価値を活かす

旧車を購入当時、産まれたばかりの子供に必要な機能を備えた車が、トヨタアイシスでした。結果として、家族のかけがえのない思い出を作り、大変使い勝手の良い価値ある車でした。

家族の思い出と共に価値を育んできたアイシス
売却することで、その価値が新しいステップワゴンに引き継がれます。

車の価値をお金に変える活かし方

その1:大切にして長く乗る

アイシスを7000kmの走行距離で買ってから12年も使い、13万kmも乗り続けることができました。大切に使い、この間に買い替えしなかったことによる節約効果が貯蓄に活かされ、今回の新車購入の原資となっています。

家族の力を活かす!!
家族の力を活かす!!

みんなが大切に乗ってくれたおかげです。

法人で言うなら、減価償却をめいっぱいしまくり、使うことによる利益を享受するだけの状態で恩恵を受けています。

大切にして長く乗れたアイシス
アイシスには12年間、13万キロになるまで乗り続けることができました

その2:車を手放す直前の出費は抑える工夫

しかし、今年にナビが壊れてしまったので、令和6年11月の車検を待たずに新車を買うことにしました。これにより車検費用の節約ができました。

旧車のアイシスの壊れたナビの状態
縦のせんが入ってとても使い物になりません。

その3:購入する車の比較検討は早めにする

私の場合、前回の車検で不具合が多かったので、それ以降新車の検討をしてきました。

ここポイント!
ここポイント!

車検の不具合の頻発は買い替えのサインです

アイシスの機能3列目が座席としても荷室としても活かしやすいという点で満足していて、今後もその点は重視したかったので共通する車を探しました。

アイシスの3列目のセッティング

①荷室状態

背もたれを揃えフラットにしました。

アイシス荷室状態
背もたれを揃えフラットにしました。
②2段にした荷室状態

下の紐を引っぱり3列目を引き上げました。

2段にした荷室状態
下の紐を引っぱり3列目を引き上げました。
③座席状態(3列目)

上の紐を引っ張り背もたれを引き起こします。

座席状態(3列目)
上の紐を引っ張り背もたれを引き起こします。

その4:試乗車で”体感して”比較検討

このように3列目を活かしやすい車を探しました。そして、試乗を重ね新車ステップワゴンスパーダに同様の価値を見いだしました。

比較検討箇所

ソナー箇所

ホンダステップワゴンの方が多くあり満足

ソナーのセンサーの数
ステップワゴンの方がアイシスよりソナーの感知センサーが多いです。
車高

ステップワゴンの方が高く、現在成長期の息子の居住性を考え満足。

車高
ステップワゴンの方がアイシスより車高が高い分、成長した息子の身長に対応しています。
全長

ほとんど変わらないので、ステップワゴンもアイシス同様にカーポートに収まり満足です。

全長
アイシスとステップワゴンの全長はほぼ同じなので、同様にカーポートに収まります。
ホイールベース

ステップワゴンスパーダが約10cm長いだけで、狭い路地もアイシス同様に通れます。

ホイールベース
ステップワゴンの方がアイシスより若干(約10cm)ホイールベースが長いです。
荷室

形の違いはあれど、荷室は想定していた通り、積み下ろしはどちらもしやすいです。ただ、ステップワゴンの先進技術を採用したハッチバックは事前に触り操作できるかチェックしておく必要がありました。

※故障・破損を未然に防ぐ予防的思考で使い方の知識を予め持っておくことが重要ですね。

荷室
アイシスもステップワゴンも荷室への荷物の積み下ろしは同様に問題なくできます
座席3列目

まず、アイシスの3列目は、2列目は長めの座席を前に倒して乗り込む必要がありました。

アイシスの3列目へのアクセス
2列目手前の長手の座席の背もたれを前に倒し、その隙間からアクセスする必要があります。

反対に、ステップワゴンスの3列目は、2列目にある1本のレバーを引くだけで前に動かせ、乗り込みやすかったです。その点、ステップワゴンの方がより満足できました。

2列目の機動力
横のレバーを引くことで、座席が前後左右に動かせます

その5:旧車の付属品は早めに処分

旧車に付けた内装品やキーホルダー類は処分の検討が必要です。それに加え、スタッドレスタイヤやホイールの処分を早めに検討した方がいいです。

旧車のホイール
メーカーをチェックしておくことも必要ですが、よっぽどの海外メーカーの商品じゃないと高値の買取りは無理だと言われました。

予めタイヤのサイズは控えておき、電話やネットで売却する際に相手に伝えれるようにしておきます。

タイヤのサイズ
買取業者と電話やネットで交渉する際に必要な情報なので、控えて傍らにそのメモを置いておけば重宝します。

一方、私の場合はタイヤとホイール一式を持って近くのタイヤショップに売りに行きました。

タイヤショップ
新品だけじゃなく、中古タイヤも販売しているタイヤショップは買取りもやっている可能性は高いです。

結果として、ホイール付き4本セットで2000円でしか売れませんでした。

タイヤショップの駐車場
タイヤショップにタイヤとホイールを乗っけた軽トラで乗り付けました。

しかし、これでも廃棄としたら倍以上の出費になりますから、売れて良かったです。

タイヤとホイールセット
まだヘタりのないタイヤセットで売りに行っても4本で2000円でしか売れませんでした。

その6:旧車の売却先の検討

おおむね、売却予定の1カ月以内で売却先を比較検討する

人の力を活かす!!
人の力を活かす!!

ネットの買取店一括査定サイトで旧車の売却候補を探し見積りをとった上で、居住市内の買取店全てに足を運び交渉しました。

目標金額近くで一番高く提示してくれたところがあったので、更にその金額を元に他の買取店と交渉しました。

中古車引取価格
ディーラーに行く前に中古車販売サイトから買取価格情報を仕入れておきました
ここポイント!
ここポイント!

自動車税の兼ね合いで、1カ月以上前に20万と言われていた買取価格が以下の188,810になると直前で言われました。したがって、売却予定の1カ月前以降に交渉した方が正確な金額がでると思います。

その7:新車交渉で下取りを値下げを渋る交渉の材料にさせない

ディーラーで新車の値下げを渋られた時、「下取りを検討してみては」と旧車の10万での下取りを勧められました。こんな時のためにも、事前に1社は買取店で査定は受けておいた方が無難です。

ディーラーからののオプション提案
無駄なもので自分に必要になかったら、見栄を張らずはしっかり断ることが必要です。

その8:ディーラーの高そうなオプションの類いは申し込まない

積み重ねた工夫と節約努力が不必要な高額オプションに消えていくのは無駄です。

そのため、メンテナンスパック、車体の撥水コーティング、ナビのサブスクリプションを勧められましたが、断りました。

新車のナビにも昨今はサブスクリプションの嵐が訪れています
汎用性ナビが取り付けられないメーカーばかり増え、サブスクリプションナビが一般化しています。しかし、我が家は必要性をあまり感じなかったので断りました。

別で代用できないかな!?と考えることも重要です。実際撥水コーティングは別のところでディーラー提案より安くできました。

ステップワゴンスパーダ
我が家に必要な3列目の活用の幅を広げた車です。

結果

車購入・売却は早くからお店に足を運び、事前準備をしておくことで、旧車が生み出した(売却)価値を合わせると、当初のディーラー提示価格より612,810円も購入資金を抑えて買うことができました。

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